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育毛剤に即効性を期待してはいけない

髪を気にする男性

育毛剤には即効性はなく、今日使って明日髪が生えてくるというようなことはありません。そこにはヘアサイクルという、毛髪の成長周期である毛周期と深く関わってくるからです。ヘアサイクルには成長期・対抗期・休止期と言われる3つの周期に分けられていて、この中で髪の毛が成長するのは成長期だけになります。これにより育毛剤を使用し始めた時期が退行期や休止期であれば、育毛剤の効果とは別で発毛することが不可能です。退行期は3週間が必要で、休止期は3ヶ月も必要になるので約4ヶ月以上は使い続ける根気は必要になります。

健康な髪の毛であれば約3?6年で成長期から退行期、休止期というサイクルを経て健康な毛が脱毛して行きます。脱毛するのは髪の毛全体の10%ほどとされていて、約2?3ヶ月ほどの休止期が終了すれば抜けたところからまた新しい髪の毛が生えてきます。これがヘアサイクルと呼ばれるもので、成長期は細胞分裂が活発に起こるため新しい髪の毛が、太くコシのある状態でのびていく期間です。髪が太く長くのびる期間です。

健康な髪であれば一般的に3年から6年ほどこの期間が続きます。その中でも3段階に分かれているのですが髪の毛が生まれる始めの段階で、古い髪の毛が根元から離れたり、それと同時に毛根の奥の方で毛母細胞が分裂を始め新しい髪の毛を作り出します。次に新しい髪の毛が毛根の奥の方で成長し始め、古い髪の毛を押し出そうとする働きがあります。この時期になれば古い髪の毛は簡単に抜けますし、シャンプーやブラッシングで抜けているのはこの部分なので重要です。最終的に古いものが抜け毛となって抜け落ち、新しい髪の毛が長く太く成長し始める時期になります。成長期はこの段階を毛母細胞が活発に働くことで、男性は約3?5年・女性は約4?6年間育ち続けます。

全体の80?90%がこの成長期にあると言われていて、ヘアサイクルの中でも成長期が短くなる症状が男性型脱毛症になります。女性の中でもホルモンバランスを崩してしまうことで、男性と同様のことが起こり得ます。退行期は毛母細胞が寿命を迎えることで細胞分裂が少なくなり、初期段階で髪が成長しなくなります。髪の毛が毛母細胞から離れて行き完全に成長を止めるまでに、約2週間?3週間はかかります。全体の1%が退行期にあると言われていて、育毛剤を使用するときは初期の段階ではまだ効果が出にくいということで継続が必要です。

休止期は毛母細胞で細胞分裂が停止することで起こりますが、この期間に入ると脱毛が始まります。成長が止まると頭皮の表面に向かってだんだん上に上がっていくので、すぐに抜け落ちることができるように準備が始まっています。この状態が2?3ヶ月間続いており、毛根の奥の方では新しい髪が作られ始めます。この状態は髪の毛全体の10?20%を占めていて、脱毛症は何かの原因で毛周期の歯車が狂い始めていることがわかります。

髪の毛は個人差が大きいですし、効果を実感するには根気と継続が必要です。平均的に約10万本あると言われている髪ですが、1日に50?100本くらいの髪の毛は自然に抜け落ちています。生えてくる髪の毛もそのくらいの割合であるので、このバランスが保たれることで、薄毛になることはないです。毛周期の中の成長期の期間が短ければ、髪の毛は生えてきても抜け毛の本数が増え続けるので、全体的な毛の本数が減り結果的に薄毛となってしまいます。ここで多くの育毛剤などをケアとして取り入れることで、成長期を長くしたり退行期にシフトすることを防止することでもあるヘアサイクルの正常化に働きかけるので、即効性がないことは普通で根気よく続けることが重要になります。