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AGAとはどんな症状のこと?

髪が薄い男性

AGAとは国内では壮年性脱毛症と呼ばれていますが、男性特有の脱毛症状とされており男性ホルモンが関与していることもわかっています。国内では一般的には男性型脱毛症とも呼ばれますが、AKAと表記されることがあります。後頭部を中心にしてだんだんと薄くなるタイプと、全側頭部の髪の生え際がだんだんと後退していくタイプがあり、これらが合わさっている混合タイプも存在しています。発症する年齢は早い人であれば既に17歳くらいから始まるとされていて、多くの人の間では20?30歳代で遅ければ40歳を過ぎたあたりから発症します。

初期段階では大きな毛包が安定せず、早い段階で休止期に入り脱毛をするサイクルになります。これにより洗髪をしたときやブラッシング、寝ている時の枕に対する摩擦で数多くのしっかりとした剛毛がたくさん抜けていきます。この症状が進むにつれて毛包が縮小し、細くて短い軟毛になっていくことがわかっています。これにより抜け毛自体は目立たなくなりますが、全体的に産毛のみが頭皮に存在するようになるので地肌が透けて見えてきます。抜け毛は生理的なものですが、頭皮は脂っぽく湿り気のあるフケが多い脂漏性であることが多いです。

あごひげは濃くなり、胸毛や脚・腕の毛が濃いこともあります。男性脱毛症は基本的に素因は遺伝することが知られていますが、その直接関与する原因は男性ホルモンの影響を受けていることが多いです。もう細胞に成長阻害因子が働いているので、毛周期を短縮させることが大きな要因になっています。この時毛乳頭細胞が重要な働きを示しますが、男性ホルモンの影響を受けている毛は前頭部や頭頂部の毛・あごひげや脇毛・陰毛などもあります。後頭部毛や眉毛は影響を受けないため、全ての体毛が同じように抜けて行かないことがわかります。男性ホルモンが作用しているのは毛母細胞ではないですし、毛乳頭細胞なので毛の成長や毛根の形成に重要な役目を果たしています。

特に男性ホルモンでの成長が左右されている場合は、その毛乳頭細胞が男性ホルモンの受容体でもある&ロゲンリセプターを持っていることがわかります。男性ホルモンが毛乳頭細胞の働きを調節しているので、その結果毛の成長が促進されたり抑制されるようにコントロールできます。毛乳頭細胞は悪玉男性ホルモンのテストステロンを還元しており、ジヒドロテストステロンという強力な男性ホルモンに変換する還元酵素を持っています。悪玉男性ホルモンをジヒドロテストステロンで変換するため、進行性の薄毛を解消していくことができます。AGAはテストステロンが毛乳頭細胞の脂肪質に取り込まれることで、酵素の働きとしてジヒドロテストステロンとなり男性ホルモン受容体に結合します。

細胞の核に移動されますが、ここでこの結合遺伝子の働きを調節していきます。毛乳頭細胞が作っている司令因子が調節されますが、このシステム自体は少し複雑になるのでほとんどの毛の毛乳頭細胞に存在しています。悪玉男性ホルモンの作用を強く受けるヒゲもありますし、前頭部から頭頂部にかけて毛乳頭細胞に分布していることがわかります。ジヒドロテストステロンがヒゲや硬毛化を引き起こすため、前頭部から頭頂部の髪の毛を軟化させてしまいます。

AGAは進行性ですがストレスが大きく関与していますし、遺伝的な素因を持っている人に対して男性ホルモンの作用で発症するとされます。生理的老化現象によることでもあり、発症した人は進行性であるがために元の状態に戻すことは難しいと言われることもあります。医療機関でしっかりと診断をしてもらい、合併するフケ症や脂漏性皮膚炎の治療を行うことができます。男性型脱毛症の治療は行うことができませんが、日々のストレスなどをためないように頭皮をいたわることが大切です。